世界でいちばん深い海にはまだ誰も潜ったことがない

ぶどう狩り、
というものを、
初めて経験した。



みなかみの温泉に泊まったら、
夕食のデザートの１品が、
月夜野まるかチェリー園さんのぶどうで、
とても美味しかったので、
帰りに寄ろうということになったのだ。

「～狩り」と言うと、
自由に獲って食べ放題、
というイメージがあって、
もうそんなに食べられないから、
直売所で買って帰ろう、
というつもりで行ったのだが・・・。

まるかチェリー園さん、
一般的にイメージする直売所のように、
ぶどうが何パックも並ぶ、
という様子がない。

まずはテーブルに案内され、
試食のぶどうが出てきた。
これは嬉しい！



旅館で食べた時より更に、
ジューシーで美味しいと感じた。

５種類どれも美味しくて、
迷ってしまった。

それでも、
特に気に入った３種のうち、
巨峰はどこでも買えるから、
というアドバイスに従い、
藤稔とブラックビートをお願いした。

注文したら出てくるのかと思いきや、
ハウスの奥に連れていかれる。
木に生っているぶどうを選び、
その場で切って買うのだった。

直売所で買うつもりが、
これはもう、
ぶどう狩り？
そうか、
これがぶどう狩りなのか！

ハサミをお借りして、
自分で切らせてもらった。
初めての体験！

おじさんとおばさんが、
子供のようにはしゃいで、
１房ずつ狩ってきた。

案内してくれた女性が、
感じ良くて楽しい方だった事もあり、
初めてのぶどう狩りは、
とても楽しかった。



夫が選んだ藤稔は、
顔ぐらいの大きさ！
ずっしり重かった。
１度には食べられません！！

ブラックビートは房が小さめ。
２房で１５００円強だったかな。

ぶどう狩りって、
食べ放題のファームもあるらしいが、
参加費はまさに、
１人１５００円とかじゃない？

１５００円分のぶどうを、
制限時間内に食べるのは、
おばさんにはもう無理。
どう考えても元が取れない。

量り売りの方が、
むしろお得だと思った。

来年は、
さくらんぼの時季にも行きたい。




(C)世界でいちばん深い海にはまだ誰も潜ったことがない