世界でいちばん深い海にはまだ誰も潜ったことがない

図書館の本って、
だれがどう選ぶのだろう。

当然、
人気の作品、
人気の作家、
だけじゃないわけで。
小説とかじゃなく、
様々なジャンルの本が揃っているが、
どういう基準で集めるのだろう。

高崎の市立図書館、
いつ移転したか知らない私が、
移転後初めて本を借りたのだが。

前からあった本か、
移転時に増やした本か、
最近入った本か、
判らないのだが、
新品みたいな本を借りた。

ページが全てきれいで、
真っ新な感じがした。

なんというか、
誰かが先に読んだ形跡がない。



なんか、
ほら、
この栞の感じもさ。

そういう、
あまり需要がなさそうな本を、
誰かどういう基準で入れたのかな、
と、
ふと思ったわけだ。

いや、
判らないよ。

そんなに新しい本じゃなく、
何人か借りているのに、
図書館の管理がすごく良くて、
きれいなままなのかもしれない。

その辺、
よく判らないけれど。

図書館のホームページで検索しても、
「貸し出し中」となっているだけで、
（私が借りているからね）
それ以前の貸し出し履歴は、
閲覧できない。

まあ、
わたし的には、
真っ新な本を、
一番乗りで読ませてもらった、
という感じで、
気分が良いことこの上ない。




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