2019年10月17日

エキストラから観た撮影現場

キンモクセイが香り出しましたね。

樹木の種類とか、
よく知らないから、
すごく近所にキンモクセイの木があることを、
その香りで初めて気付いた。

幸せ。



先日、
今季の某ドラマの撮影に、
ボランティアエキストラとして参加しました。

いやあ・・・、
過去最高に、
というか、
最低に、
酷い現場だった・・・。
というか、
スタッフが酷かった・・・。

いや、
こんな事を書くと、
何をプロぶっちゃってんの?
とか思われそうですが。(^◇^;)
そうじゃなくて。

エキストラの立場から観ての、
というか、
エキストラの立場から観たからこその、
酷かったなあ、
という感想。

もっとはっきり言えば、
エキストラをぞんざいに扱う現場、
という意味。

制作サイドは、
エキストラなんて、
「好きな俳優に会いたくて来てるんだろう」
「だから会わせてやったんだからいいだろう」
くらいに思ってるのかなあ・・・。

言っておくが私は、
今回のキャストは誰もファンじゃないぞっっ!(笑)

逆に、
ファンである俳優さんがいれば、
酷い現場でも我慢できたんだろうけど。

そうよ、
「刑事ゆがみ」は楽しかったなあ。
神木隆之介クンにも浅野忠信さんにも逢えたし。
撮影は段取りよくてストレスなく終わったし。
遠くまで行った甲斐があった。

今回は、
1.家からすごく近かった事と、
2.たまたま夫が夜遅く帰る日だった事と、
3.興味あるジャンルのシーンだった事で、
つまりはまあ、
暇だから参加したんだけどね。(^_^;)

しかし3つ目の理由は、
あっさりと打ち砕かれた。
このシーンを延々5時間も撮るの!?
と思っちゃうようなものだった・・・。

で、
何が酷かったかというと。

その5時間、
エキストラは同じ場所にずっと座らされ、
演技というほどでもない事を、
ごくたまに行うだけで、
あとの時間はやる事もなく、
ほぼじっと“待機”なの。
腰が痛くなったよ。

なのに、
今は休憩していいとか、
トイレに行っても大丈夫とか、
声かけてくれるスタッフはいない。

いや、
もしかして1度くらい、
そういう声がかかったのかもしれないけど・・・。

広い会場にエキストラは散らばっているのに、
スタッフは指示を出す時も、
マイクを使うでもなく大声でもなく、
普通に喋るので、
真ん中辺りにいる私でも、
聞こえない事があった。
遠くの人にはきっと聞こえていない。

ボランティアエキストラなんて必要ないカットが、
とにかく多いの。
例えば、
メインキャストのアップで、
エキストラは映らないし音も出さない。
そういうカットは、
後でまとめて撮ればいいのにね。

可哀想だったのは、
メインキャストの居る側に配置された、
アルバイトのエキストラさんっぽい人。
ちゃんと重要な役があるんだけど、
女優さんではないらしく、
スタッフは誰も気遣ってあげない。

メインキャストは、
カメラが回っていない時は、
ちょいちょい控え室に消えていったけど、
重要エキストラさんは、
5時間ずっとそこに座っていた。

私達ボランティアエキストラは、
まだいいんだよ。
ライトも当たらない場所にいるので、
時々ストレッチとかできたし。
徐々にみなさん撮影の流れが解ってきて、
しばらくはこっちにカメラ来ないな、
と判断して、
勝手にトイレに行ったから。

でも、
重要エキストラさんは、
私達ボランティアから注目される位置にいるせいか、
ずっとお行儀良く座っている。
カメラが回っていなくても、
自分の方にカメラが向いていなくても、
微笑に努めつつ黙って居るの。

酷いよね。

撮影後半で登場した、
脇役の某俳優さんが、
重要エキストラさんに初めて声をかけていて、
なんていい人なんだろう!
と思った。
撮影の内容は極秘なので、
名前は言えないのだが、
今後は彼を応援することにしよう!

主役の女優さんが、
この間どこかの番組のゲストに出てて、
今回のドラマは、
以前も主役を務めたドラマと、
スタッフさんが同じメンバーなのだと、
同じチームだからやりやすいと、
言ってた。

でもそれは別にさ、
良いチーム良いスタッフだから、
とは限らないと思う。
だって主演女優さん相手なんだから、
そりゃあスタッフも気を遣って、
やりやすくしてあげるでしょうよ。

もしかしたら、
主演女優の接待が大変すぎて、
エキストラさんに構ってられないのかもよ???

あ、
私は決して、
その女優がうるさいとか気むずかしいとか、
そうは言ってないよ。

例えばものすごく繊細だったり、
一生懸命で真面目だったり、
或いはすごくいい人で周りに気を遣いすぎちゃったり、
そういう女優さんの場合だって、
スタッフは気を遣うだろうね。
そんな、
何かしらの「接待」ね。

さて、
最後の1時間くらいは、
いったいカメラはどこにあるのよ!?
というような角度のカットで、
指示だけ出されて拍手をするボランティア。
それって、
どうしても生音である必要あるの?
録音でいいんじゃない?
ていうか、
スタッフもけっこうな人数いるんだから、
彼ら全員で拍手すればいいんじゃないの?
こっちにカメラ向いてないんだから!
・・・と思いました。

重要エキストラさんに至っては、
まったく何もする事がないカット。
コレ居なくてもいいよね!?
もー判るじゃん!
トイレに行っておいでよ!!
と、
素人の私が言ってあげたくなるくらいの、
そんなカット。

そのカットがOKになると、
本日の撮影終了ということで、
解散になりましたとさ。

重要なエキストラさんは衣装を着てるから、
先に終わりにして、
着換えさせればよかったのに。
もう外は暗くなって、
雨も降っている中で、
衣装や靴の大荷物を持って、
遠くに帰らないといけないのに(知らないけど)。



以前、
「去年の冬、きみと別れ」
にエキストラ参加した時も、
ボランティア達は、
今回と同じような立場の役柄だった。
でもその時はね、
全員が映る可能性があるカットを先に撮っていた。
そして、
一方向だけでいいカットの撮影を最後にして、
そこに映る人以外は帰してくれたの。

その日は2つのシーンを撮影して、
トータルで同じく5時間くらいだったけど、
1シーン目の途中で休憩があったし、
2シーン目に移る前に、
撮影クルーの移動や機材の準備もあるからだろう、
エキストラ達はトイレ休憩を取るようにと、
声をかけてくれた。

だから、
長時間だったけれど、
ストレスはなかったなあ。

斉藤工を目の前で何度も見られたしね!(^▽^*)
きゃー!!

・・・いえ、
別に斉藤工のファンではないんだよ。
ご機嫌だから文句もないってことじゃないんだよ。
段取りや気遣いが素晴らしかったから、
撮影スタッフに好感を持ったって話よ?(笑)



#エキストラ #ボランティアエキストラ #ドラマ撮影 #映画撮影
(C)世界でいちばん深い海にはまだ誰も潜ったことがない

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