世界でいちばん深い海にはまだ誰も潜ったことがない

もう両親が亡くなった誰もいない実家に、
大晦日の夜に泊まる。

元旦になり、
賑やかさに目を覚ますと、
親戚の子供達が大勢来ていた。
１０人くらいだろうか。

名前を聞いても、
うちとどういう間柄の子なのか、
私には全く判らない。

誰なのかは判らないけど、
親戚の子なんだし、
お年玉をあげなきゃと思う。
でも、
現金をそんなに持っていなかったし、
お財布の中には１万円札が多い。

自宅になら、
新札が各種あったのになあ、
と悔やまれる。


そんな夢を見た。

新札の件だけは事実だが、
他はありえない設定ばかり。

そもそも、
実家はもう解体していて無いし、
夢の舞台は実家の建物でもなかった。

親戚にどれだけ子供がいるか知らないが、
遠縁も集めたら、
そりゃあ１０人くらいはいるだろうけど。

うちはいわゆる本家じゃないから、
両親が亡くなってまで親戚が集まるとか、
そういう事もないし。

なぜこんな夢を見たのだろう。
私は親戚付き合いなんて面倒臭い、
と思っているくらいなのに。
そんな大きな一族みたいな、
そういうのに憧れる気持ちがあるのかな？


お年玉どうしようどうしよう、
そんなふうに困って、
目が覚めた。


姉と妹に子供がいるんだけどね。
ここ何年かは、
お年玉をあげていないな。
あまり会わなくなったからね。

例えば年末年始に旅行に出かけたりすると、
お正月には会わないでしょう。
その後、
例えば姉の家を訪問したとしても、
甥っ子は留守だったりする。
だから、
お年玉だったり旅行のお土産だったりを、
以前は姉に預けていた。
入学祝いなんかも同様。

でも私の夫の考え方としては、
お年玉やお祝いってものは、
直接会って渡すものだと。
甥っ子が新年の挨拶や進学の報告に来たから、
新年や進学のお祝いを渡す。
確かに、
そもそもそういうものだよね。

なるほど、
だからあの夢なのかな。

子供達が新年の挨拶に来たり、
進学の報告に来たりって、
必ずしなきゃいけない相手、
一族の長老みたいな？
そういうのになりたいんですかね。

いや、
別になりたくないし・・・（笑）。

やっぱり夢って不思議。



こんなお菓子をいただいた。
親戚から、
じゃなく、
お友達からよ。



おっきなキャラメル、
なんだけど、
中にマシュマロが入っている。

甘くてボリューミー！


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